テレビ取材、そして絵本初読み！！

昨日はＦＢＳ福岡放送のテレビ取材の収録でした。

 

ありえないほどの偶然が重なり実現したこの取材・・・

詳しく書くと、まず

ＦＢＳのアナウンサーさんたちが、福岡とその近郊の保育園・幼稚園などに足を運び、読み語りをする「絵本でＧＯ！」というボランティア活動をされているのですが、

そこへちいさいおうち共同保育園の保護者の方が「ぜひうちにもきてください！」と熱い応募をされたのがきっかけです。

 

この保育園にはうちの娘たちふたりがお世話になりました。

ここでの体験をヒントに「たんぽぽ保育園カンタマン」という作品を描き、

いまだに仲良くさせていただいます。

 

で、福岡市からちょっと離れていること、アナウンサーさんたちのスケジュール調整がうまくつかなかったこと、などから2度はずれ、

3度目の正直で当たったそうです。

 

しかも、予定されてた女性アナウンサーさんが直前でいけなくなったため、

急遽、舘恭子アナウンサーが代役を買って出られたそうです。

 

プロのアナウンサーさんたち（男性とふたり）のさすがな読み語りと、

気さくなお人柄に子供たちは大喜びしたようです。

 

で、お世話になったお礼に、と園側がプレゼントしたＴシャツからわたしの名前が出て、（そう、保育園のオリジナルTシャツデザインはわたしが担当）

そしたら舘さん、子供のころわたしの作品を読んでくださってたらしく！！！

 

このＨＰをごらんになった舘さん、ええっ？！30年来の夢かなって、

来月絵本出版！？？と、なにやら運命とも思える巡り会わせを感じ、

勢いで翌日メールを下さりました。

 

絵本発売に関するいきなりの取材のオファーに、

できれば水面下にもぐっていたいわたしは、最初どうやってお断りしようかと思いましたが、このほんとにあまりにありえないほど重なった偶然が、

必然であり、運命である感じがしてきて、

はらをくくるに至ったという次第でございます。

 

事前に一度打ち合わせをしましたが、

とてもざっくばらんで気さくな舘さん、すっかりお任せすることにしました。

 

仕事風景などの絵もほしいといわれましたが、

自宅や仕事場はＮＧでとお願いし、

ならば、なにかスペシャルなシーンを、と思いついたのが

保育園での読み語りと、

以前個展を開かせていただいた古民家カフェのーてぃすさんにての

インタビュー・作画風景撮りでした。

 

もともと保育園には絵本ができたらプレゼントしますね、と約束してあったので、じゃあ、もってくついでに読んで、それを撮影しようということになり。

しかもこことの深いかかわりなくしては生まれ得なかった数々の作品、そして絵本作りへの影響もあることだし、

ばっちりな場面でした！

 

ま～～子供たちはみな、新作旧作問わずわたしの絵のついたＴシャツを着てお迎えしてくれ、大変ホームな雰囲気の中、たいして緊張することもなく、（保育士さんのほうが緊張していたという話も）、

楽しく絵本、そしてついでにモモマルくんの紙芝居も読ませていただいたのでした。

 

子供たちが夢中になってお話と絵の世界に入り込んでくれてるのをひしひしと感じられて、すごく嬉しかったです（＊＾－＾＊）

（翌日の今日も、またあれ読んで！と保育士さんにリクエストがあったそうです！最上級のほめ言葉、「また読んで！」！！！）

 

ちいさいおうちのみなさんありがとうございました。

 

そしてお昼をはさんで、午後からは場所をのーてぃすさんに移しての

インタビュー、作画風景（今回は漫画ではなく、絵本のイラストのための画材使用。うわさの怪しい画材たちも登場）、そして、著作本の数々、原画、などの撮影をしました。

 

はらをくくったため、語りまくりましたぞ。

止めてくんないので、自分で「えっと、いつまでしゃべれば？（＾－＾；）」な事態も。

 

のーてぃすさんのご好意で、いつもほんとに自分ちの居間のように使わせていただいてるので、こちらもとても居心地よく、たいした緊張もないまま

撮影を終えることができました。

 

のーてぃすのスタッフさん、あったかいおもてなし、いつもありがとう。

 

舘さん、とても素敵な、ゆるめの、しかし仕事はデキるお姉さまという感じで、カメラクルーのお二人も慕ってらっしゃる様子がわかり、

とってもよい感じの撮影隊でした。

 

おかげさまで、よい経験ができました。

 

また放映日時が決まりましたらお知らせしますが、

福岡ローカルな放送なので、見られないかたごめんなさい（＾－＾；）